山王病院出産レポート② いざ出産

久々にぐっすり眠れて爽快な目覚め!
7時前にシャワーを浴びて、手術着に着替えて待ちます。助産師さんがやってきて、体温や血圧をチェックしてもらい、異常ナシ。点滴を入れてもらいました。

しばらくして麻酔科の先生がいらして、今回打つ硬膜外麻酔について説明を受けました。その後、テレビを見たりしてリラックスしてるうちに10時過ぎになり、夫が到着。
いよいよだねーって話しながらテンションが高まります!!12時頃、両親も到着しました。もう楽しみすぎてガヤガヤしちゃって大変です。^^;

そんなこんなで、手術室に行く前に下着をとってから弾性ストッキングを履くように言われていたのですが、すっかり忘れる私。
いざ、手術室へ運ばれていく時に、履いていないことに気づき、助産師さんが急いで部屋に取りに行ってくれて、二人がかりで履かせてもらいました。弾性ストッキングはすごい圧で脚を圧迫するので、履くのに時間もかかるので申し訳なかったです。。

そして、父が
「自分の子供の時は緊張したけど、孫の時はこんなにも緊張しないもんかね〜、ガハハ」
と笑ってるのを耳にしながら手術室に入っていきました。すごいリラックスっぷりの両親でした。。

いざ、手術台へ

まず、麻酔を背中に2本注射。背中を丸めて打ってもらいます。
「痛いのはここぐらいですよ〜頑張ってください。」
と助産師さんに言われ、注射が苦手な私は、うんうんと必死にうなづきながら背中を丸めました。

助産師さんは、「必ず何をするかお話してから進めますからね」と優しく言ってくださり、本当に一つ一つ細かい作業を解説してくださるので全く不安がありませんでした。
もう何もかも手取り足取りという感じ。

肝心の硬膜外麻酔の注射ですが、チクっとするぐらいで痛がりの私でも全然大丈夫でした。
その後、しばらくして
「ここは冷たい?」
と腕の辺りとお腹の辺りに冷たいものをあてられて聞かれるのだけど、お腹にあてられた感触はあるけど何も感じなくなってきて、
「うーん冷たいような、、冷たいかも?という感じです。大丈夫そうです。。」
と曖昧な返事をしつつ、まだ効いてなかったらどうしよう。。とドキドキしているところへ夫が登場しました。

山王病院は帝王切開も立ち会い可能

山王は帝王切開の立会いもできます。ただし事前予約が必要で、手術当日の立会い希望はNGと説明されました。立会い料金も発生します。

登場した夫の出で立ちが、スタッフの皆さんと同じで、シャワーキャップを被った姿におもわず笑ってしまう私。豪快に笑ってるうちに、お腹の前に素早く布のつい立みたいなものが立てられました。頭の後ろに麻酔科の先生が立って、
「もう始まってますよ〜」
と声をかけられました。

え、始めます!みたいなのないの?と思いましたが、
「え?何も感じないです。」
と言うと、
「今結構痛いことやってますよ。笑」
と穏やかに言うので、
「本当ですか、何も感じないです〜」
と気楽に返した瞬間、お腹をすごい力でグイーーーンと押されました!

お腹を押されて号泣

この衝撃たるや。。

「痛ーーーーーーーーぁ!」

3秒くらい前まで笑ってたのに、いきなり本気で号泣しました。
10か月、大事に大事にしてきたお腹をおもいっっきり押されて、かなりの衝撃と痛みでした。この時の麻酔はどうなっていたんだろう。本当〜に痛かったです。
赤ちゃんを下に押し出す感じなのだけど、もう衝撃的な痛さでした。何も痛いことなく産まれると思っていたので本当にびっくり。

夫はつい立の向こうを覗くと色々見えるようで、チラチラのぞいてみては
「ああっ〜〜痛そう!」
「ああ~~っ!ああっ〜〜!痛いよね〜!頑張れ頑張れ」
って。。どんだけ覗いてるんでしょう。笑
もちろん切ってる痛みなど何もないのだけど、お腹を押された衝撃から、もう涙が止まらなくて私はずっと泣いてる状態。

感動と喜びで号泣

その後ものの数分で、すぐについ立ての向こうから
「産まれました。赤ちゃん元気ですよ~!」
って持ちあげて見せてくれて、同時にびっくりするぐらい元気すぎる泣き声が!!
今度は感動して嬉し涙。
夫も「よく頑張ったねーーっ」て号泣。
二人とも涙が止まりませんでした。
ついたての向こうに見えたのは髪の毛ビッシリ真っ黒頭のしっかりした赤ちゃん。。

私の第一声は、泣きながらも
「髪の毛すごい!」
になっちゃった。笑
血や体液を軽く拭いてもらい、すぐ赤ちゃんを隣に連れてきてくれて、近くで見せてくれました。

「だんなさんに抱っこしてもらっていいですか?」
と聞いてくれて
「もちろんどうぞ!」
そして夫が抱っこ。

私は少し手に触れたけど、なんともいいようのない幸せ。
嬉しくて可愛くてたまらなくて。

「はじめましてーこれからよろしくね」
と泣きながら声をかけました。。

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