山王病院出産レポート④ 出産当日の夜

次起きたのはいったい何時だったのか。
起きたら傷がものすごく痛い。想像以上に燃えるような疼くようなすごい痛み。寝返りもうてないし、ずっと仰向けでいることが辛すぎる。

横向いたら少しは楽なのかもしれない。。と全力で横向きになってみる。ものすごい時間をかけて、やっと横向きになったのに、傷がひきつるのかむしろ辛い。
それにシングルベッドって狭いので、横を向いたら柵が目の前10cmぐらいにきちゃって。。近すぎる!少し体を後ろにずらしたいのに、さっきの横向きで力を使い果たしちゃって、もう全く動けない。なんという拷問。。辛すぎる。。

ちょくちょく助産師さんが体温と血圧を測りに来てくれるので、痛くて辛いのでどうにかならないか、、と涙ながらに訴えると、水はまだ飲めない状態で、痛み止めは背中の麻酔から入れているとのこと。とにかく痛いのはこれ以上しょうがないらしい。嗚呼、辛すぎる。。

看護師さんが登場する度に懇願していたら、深夜、氷を舐めてもOKになり、コップに入れて持ってきてくれました。もう必死の形相で一気食いです。
もっともっと〜〜っ!と思いましたが、それだけの為にナースコールするのも気がひけて、次に看護師さんが現れるのを今か今かと待ちながら、ひたすら痛みに耐えながら待ちました。
その後、本当に口の渇きを癒す程度なら、と水を許可してもらったので、チョロチョロと口に水を含みました。(我慢できずにちょっと飲んじゃってた。笑)

その後も、痛くて一睡もできないことに耐えられなくて、痛み止めの筋肉注射を腰のあたりに打ってもらいました。少し眠り薬も入っているとのことで、打たれたら朦朧としてきて、やっと1時間ほど眠れました。
とにかく想像してた以上に痛くて眠れず、涙がでました。痛くても眠れたら時間は過ぎるけど、眠れないほど痛いので、とにかく朝までが長くて辛かった。

ベビーと初めて会って、嬉しくて愛しくて感動した数時間前のことはすっかりぶっ飛んで、初めての壮絶な痛さにもがき苦しんだ夜でした。。

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